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Microsoft 365 Personal と Office 2024 どっちを選ぶ? サブスクリプション版と買い切り版(永続版)との違いについて

更新日:6月28日


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Microsoft Office の

家庭用製品として大きく分けると


① サブスクリプション版(月額または年額払い)

・『 Microsoft 365 Personal 』

・『 Microsoft 365 Family 』 


② 買い切り版(購入後は追加費用なしの永続版)

・『 Office 2024 』(Home・Home & Business・Professional)

・『単品販売のWord・Excel・PowerPoint ・Access 2024など』

・上記Mac対応版含む


※パソコンにプリインストールされている Office 2024や 365 Personal も含む

※一般法人向け製品として『365 Business』などがありますが本稿では割愛


ようするに『サブスクリプション版(月額 or 年額)』か『買い切り版(永続版)』の

2パターンがありますが、ご相談の中でどちらを選べば良いのか?

というご質問を受けることが多々ございます。



結果から言うと、使う頻度や購入時期や使う方のスキル(操作やトラブル解決の知識)

その他諸々によって正解は変わるので、これとは確定できないのですが


漠然とどれがお勧めか?と聞かれた場合は


『 Microsoft 365 Personal 』✨


をお勧めする事が多いです。



理由としては主要なところを簡単に言うと


1)総合計5台の Windows・Mac・タブレットやスマートフォン で使える


2)2024の場合5GBしか使えないクラウドの『One Drive』が

  365 Personal では1TB(=約1000GB)も使える


3)今後2024以降の次期版『 Office 20XX 』の時期Officeが出た際に、

  同等のバージョンに無料で更新(アップグレード)し使用できる

  (365は常にその時々で最新バージョンのOfficeが使えるという事)


4)頻繁に使わない方の場合は、使う月だけ月額版で契約し、

  使わない月は解約する事で費用を抑えられる

  (1ヶ月以上使わない月が年に何度もある方にはこの方法をお勧め)


5)Microsoft社でOffice製品やWindowsのテクニカルサポートが無償で受けれる

  (2024の場合はインストールとライセンス認証以外の使い方やトラブルは原則有償サポート)


👆他にも理由をあげればキリがないですが、簡単に言うと主に上記の理由で

『 Microsoft 365 Personal 』をお勧めしております



逆にWindowsパソコンに最初から『 Office 2024 』がプリインストールで

入っているのであれば当然それを使うのも良いですし、


その場合は『 365 Basic 』を追加で契約すれば

 『One Drive』は100GB、インストール台数は

プリインストール版Officeで1台(プリインストールPCのみ)

買い切り型Officeの場合はお好きなパソコン2台(Home & BusinessはMacにも可)

タブレット・スマートフォン等でもOffice使用可能で

さらにMicrosoft社で『 Microsoft 365 Personal 』と同様に

無償でテクニカルサポートを受けれるのでより安心かつ便利に使えます

(買い切り型の 2024 にも 365 Basic 別途追加可能)



【参考ページ】※ Microsoft社ホームページ内

Office 製品ラインナップ (家庭用製品一覧の記載あり)

Office 2024 (2024の製品紹介)

Microsoft 365 Basic プラン & 価格(365 Basic 購入のページ)



最後にもう1つ他にも『 Microsoft 365 Personal 』をお勧めしている理由が

買い切り型の『 Office 2024 』はサポート期間に限りがある事が理由です。


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上記、Microsoftのホームページ


すごくシンプルにいうと

メインサポートは、インストールサポートが無償で受けれる期間

延長サポートは、インストールサポートが有償で受けれる期間


さらに延長サポート期間までは、仕様変更や新機能の追加、

セキュリティ更新プログラム、マイクロソフトが提供する重要な更新が提供されますが、

延長サポート後は基本的にライセンス認証以外のほぼすべてのサポートが受けられなくなります。


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そして製品が世に出た日(自身が購入した日ではないので注意!

がメインサポート開始日なので、世に出た日に即購入したとして最大で


Office 2013 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約5年・(計:約10年)

Office 2016 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約5年・(計:約10年)

Office 2019 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約2年・(計:約7年)

Office 2021 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート無し・(計:約5年


そして

Office 2024 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート無し・(計:約5年


と2021や2024は、2019までの旧製品と違い製品延長サポートもなく

いつお客様がOffice(プリインストール版含む)を購入したかは関係なく

Office 2021 は 2026年10月13日 

Office 2024 は 2029年10月9日 で完全にサポート終了なので

この1-2年で Office 2021 を購入した方はたった数年の2026年10月13日

完全にサポートも終了となります。


サポート終了後も使うことは可能ですが、ライセンス認証以外の

インストールサポートや使い方やトラブルでの相談もMicrosoftで受けれないので

大抵の操作やトラブルも自身で解決できるという方以外ですと

『2021や2024の永続版』を買うメリットが費用面以外はほとんど無く、

逆にデメリットも多い事から、買い切り型の購入を

弊社はあまりお勧めしていない理由となってます。



ここまでの理由から、

Officeがプリインストールされたパソコンを購入知る際は

『Office 2024』がプリインストールされたパソコンを

購入される事をお勧め致しますのと


Officeなしのパソコンを購入し本体購入金額を抑えて、

別途『 Microsoft 365 Personal 』を購入されるのも良いかと思います。


最近一部メーカーに『 Microsoft 365 Personal(1年間使用版) 』が

プリインストール搭載されたパソコンも見受けられるので

価格やPC性能に問題ないメーカーや機種であればですが

それらの購入も1つのご提案です。



またOffice 2021や2024 には

① プリインストール版(従来のプロダクトキー付属タイプ)

② プリインストール版(プロダクトキーが付属しないデジタルアタッチ版)


さらに①・②の各々に対し

1)個人向けOffice(Microsoftアカウントに紐付くタイプ)

2)中小企業向けOffice(Microsoftアカウントに紐付かないタイプ)


の2種類が存在するのと


POSAカードやダウンロード販売の

③ 別途購入の買い切り版(永続版) 2024

④ 別途購入のサブスクリプション版 365 Personal・365 Family


さらに法人用アカウントが必要な 365 Businessなどの

企業向け製品もあり多種多様過ぎて一般の多くの方からすると

複雑怪奇過ぎるものですので


今後また需要やご相談の多い家庭用Office製品を中心に

インストール方法や製品の特性や違いなどをブログに記載予定です。



最後になりますが、Microsoftでサポートを終了している

・Office 2010

・Office 2013

・Office 2016

・Office 2019 for Mac(Windows版2019は2025年10月14 日まで延長サポート)


に関しては、Microsoftでお断りされた製品であっても

弊社であればインストールサポートやトラブルサポート

のご案内も可能ですのでどうぞお気軽にご相談下さいませ。



ITリモートサポート札幌



<修正記録>

2024年9月3日(Office2024発売以前)に執筆の記事を

2025年6月28日にOffice2024に合わせた記事内容に一部改訂しております

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